こんにちは。
毎日暖かいですね~。
先日、11月30日は我が家の愛犬・三太の13歳の誕生日でした。
日向ぼっこ中。まぶしー。
まだまだ長生きしてね。
韓国との関わり
私のブログは韓国のこと多め、というか今のところ韓国関係のことばかり書いてますが、私と韓国との関わりは、数年前にD-4ビザで韓国へ行き、語学堂で韓国語の勉強をしたときからです。
渡韓当時の私の韓国語レベルは語学堂1級。
当時、アンニョンハセヨとカムサハムニダは言えるけど、ハングルの書き方読み方は・・・えーっと・・?という、いわゆるゼロ初級での渡韓でした。
当然語学堂ではハングルの書き方読み方から勉強。他国の友人とは身振り手振り、お互いが辞書を引き引き意思疎通をとる。
K-POPにも関心が全くないし(これは今も)、韓国のここが好き!!とかもない。
正直言うと韓国のことよく知らない。
知らない言語を勉強するのも楽しいかも~という軽い気持ちで留学しました。
中途半端なレベルで帰国してしまい、日本でも勉強を続けなきゃいけないんだけど・・
勉強するのめんどくさい~とさぼっています・・・。
が、たまに韓国語の本を読んだりしているので、今日はその本のご紹介。
『바람이 강하게 불고 있다』 미우라 시온
韓国人作家さんの本を読むのも面白いのでしょうが、いきなり初見の作家さんの作品を買うのはくじける可能性が高いので、なかなか手が出ません。
詩集なんかだと、終わりもすぐ見えるし良いのかもしれませんが、文法や言葉遣いが独特なので、勉強を兼ねて読むにはまだ難しそうだし。
そんな私のレベルでは、内容を知っている本を読むほうが理解しやすいだろう。
そう思い、日本で大好きだった本の韓国語版を購入しました。
それがこちら。
『바람이 강하게 불고 있다』 미우라 시온
そのまま。日本の題名がそのまま韓国語に翻訳されてます。すてき。
日本の題名は、『風が強く吹いている』
三浦しをんさんの作品です。ご存知ですか?
簡単に言うと、天才ランナーと素人が箱根駅伝を目指す話です。
風が強く吹いている (新潮文庫 新潮文庫) [ 三浦 しをん ]
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いま検索かけて知ったんですが、10月からアニメが放送されているそうですね!まじか!
知らなかったー!!
主題の駅伝のように、駆け抜けるように話が進んで、とても素敵な小説です。
文章もとても読みやすく、また登場人物みんな個性的な人ばかりでこんな人、いないだろうな~と最初は思うのに、読み進めていくうちに次第に、いやでも実際にこんな人いるかも…と思えてくるんです。
そんな登場人物たちに感情移入もでき、一緒に熱くなれる。
分厚い本ですが、一瞬で読み終われます。
ぜひ読んでほしい本。
日本語だと駆け抜けるように読み終われますが・・韓国語だと・・
私のレベルでは完全に理解はできないので、辞書を引きながら読んでいます。
私は本に直接書き込むタイプです。
空いたスペースには、その時調べた文法なども書き込んでます。
ノートに書くといちいちノートを開いて確認しなきゃいけないので、わたしはその時なにを調べたか、何を勉強したか、何か新しいことを聞いたかなど、その時のことがすぐに思い出せるよう、教科書や本にどんどん書き込みをします。
韓国の本は、洋書のようにザラ紙で横書き。
時々日本語の本と見比べて、こういう風に翻訳されるんだ~と思いながら読んでいます。
基本的には日本語の文章が意訳されることなく、そのまま翻訳されているので意外と韓国語の勉強になります。
小説には漢字語も多いので理解しやすい部分がある反面・・日常生活ではあまり接することのない単語や文法が出てくるので、なかなか進みません笑
けど、元が好きな小説なのでやっぱり韓国語で読んでも楽しいです。
韓国語の本を読むことは、TOPIKの勉強にもなると思います。
長文読解や語彙は、とにかく触れることが大切。
日常会話では使われることがない文法や語彙が小説には出てきます。楽しみながら、TOPIK対策にもなるのではないでしょうか。
実際に韓国の語学堂でも、童話などを読んで長文読解の練習をしていました。
三浦しをんさんの本は、難しい言葉遣いが少なく、理解しやすい部類に入ると思います。
ほかに『まほろ駅前』シリーズなども翻訳されていますよ☆こちらはドラマにもなったので、ご存知の方も多いのでは。
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余談
余談ですが、本当は私、『十二国記』の韓国語版がほしかったんです。
一番好きな本は?と聞かれたら、小野不由美さんの『十二国記シリーズ』って即答できる。
初期のホワイトハートから出版されたものはもちろん、その後の講談社文庫版も、さらにはその次の新潮文庫版も持ってるくらい、大好きです。
でも見つけられなかったんですㅠㅠ
十二国記の小説なら、本が擦り切れるくらい読みまくって勉強すると思うんだけどな…。
本屋さんに行くたび探したけど、古本屋さんにも行って探したけど、なかった・・・。
今も探しているのですが、いつになったら見つけられるのでしょう・・。