こんにちは!!
GWも終わり、お盆休みまでは長期連休がない人も多いのでは。
そろそろお盆の予定を立てている人もいますか?😄
先日の韓国旅行で、日帰り旅行をしてきました
題名にもある通りですが、韓国の世界遺産として有名な安東(アンドン)にある河回村。ハフェマウルへ行ってきました!
河回村とは
河回村というのは慶尚北道安東市にある集落の事で、16世紀に豊山柳氏の一族によってつくられました。
有名なのは、このような茅葺屋根の家。
茅葺屋根と韓屋作りの家々で構成されており、また洛東江(ナットンガン)という川が村を囲むようにS字に流れているため、対岸の崖の上から河回村を見ると、川にぐるりと囲まれている様子を見ることができます。
今も実際に人々が生活をしている集落で、2010年に世界遺産に認定されました。
またこの地域は仮面劇も有名で、私も語学堂に通っていた時に安東の仮面劇(タルチュム)の話を勉強した記憶があります。
ソウルからは高速バスと安東の市内バスを乗り継いで片道3時間近くかかるため、ちょっと行くのには気合がいる場所でもあります。
河回村への行き方
河回村へ行くには、まず安東まで高速バスで行き、そこから市内バスに乗り換えでトータルで約3時間の行程。
安東行のバスは江南高速バスターミナルから出ています。
チケットは窓口で対面購入も可能、もしくは下記のような無人券売機もあります。
私はこの無人券売機を利用したんですが、日本語表記にできるのでとても便利でした!しかも日本のクレジットカードで支払いも可能。
安東への高速バスの1時間に1本。しかも片道3時間かかるということで、私は朝7時台のバスで行きました。
高速バスターミナルの入り口に、出発時間・到着地・ホームが書かれた電光掲示板があります。
安東行は31番ホームから。


乗り遅れとかが嫌なので、私は30分以上前に高速バスターミナルに到着していましたが、お店もオープンしているのでカフェ利用もできるし、椅子もたくさんあるので時間をつぶす場所には困らなかったです。
高速バスに乗り、出勤ラッシュに巻き込まれたこともあり予定より遅れて10時半ごろに安東に到着。ソウルから安東まで3時間ちょい。
高速バスを降りてすぐのところに綺麗なトイレがあったので、ここでトイレ休憩するのがオススメです。
ここから安東の市内バスに乗り換えて河回村を目指します。
市内バスは、高速バスターミナルの目の前にバス乗り場があります。
河回村へは210番のバス。
安東のバスでもT-moneyカードが利用可能なので、持ってる方はぜひ持って行きましょう!
市内バスに揺られること約30分。
ついに!河回村へ到着です。
河回世界仮面博物館
バスを降りて飲食店の集落を抜けると、河回世界仮面博物館があります。
こちらは河回村への入村チケットを購入するなら、入館無料。
世界各国の仮面が展示されており、無料ですが見ごたえがあるので立ち寄ることをお勧めします。
私が行った日は4月末だったのですがとても日差しも強く暑い日だったので、館内で涼んでいる方もチラホラいました。
あ、あとここにも綺麗なトイレがあるので、河回村散策前にいっておいたほうがいいかも。
河回村
河回村へ入る前にまずチケットを購入。


大人1人5,000ウォン。
このチケットは、チケット売り場から河回村までのシャトルバスに乗る際に必要です。
シャトルバスで3分ぐらいかな。歩いても10分程度なんですが、暑かったのでみんなシャトルバスに乗っていました。
平日ということもあって、あまり人がいなかったのでシャトルバスにもすぐ乗れました。
あ、そうそう。チケット売り場からシャトルバス乗り場に行く途中に、観光案内所があるので、そこに立ち寄ると日本語のパンフレットや帰りのバスの時刻表などを貰えました!
あと、塩サバ定食を食べたいんだけど、ひとりからでもOKなお店ありますか?と聞いたら、ここに行ってみて!とお店の名前も教えてくれました。
シャトルバスを降りると世界遺産・河回村の入り口。
かと思いきや、ここから5分ぐらい歩くと、本当に集落の入り口になります。
今も普通に人々が暮らしている集落なので、基本的には道を歩いて外から眺める感じ。
人が少なくて、ほとんどすれ違わない。
これが連休中とかだと、もう少し人が多いのかな?
いくつかは中を見学できる場所もあるようですが、個人で歩いていると、どこが入って良くてどこがダメなのかがわかりにくい部分がありました。
河回村へ訪れた際の動画を撮影しているので、よろしければこちらもご覧ください♪
河回村を一望できる展望台がある芙蓉台。
この芙蓉台の上の展望台に行くにはタクシーを利用&そこから少し登山をしなければならないとのことで、私は対岸から見るだけにしました。
高さが約64mあるとのことで、迫力ある!
河回村はゆっくり回ると大体2時間ぐらい。
のんびりとした空気と、かわいらしい家でとても楽しい散策時間でした!
安東名物・塩サバ定食
安東の名物といえば、アンドンチムタクとカンコドゥンオ。
カンコドゥンオというのは塩さばのことで、安東は海から離れているため輸送の際に痛まないように塩を振る必要があったそうです。
安東に来たらぜひ塩サバ定食を食べたいなと思っていたんですが、問題点が一つ。
2人前からなんですよね・・・。
最近のソウルでは、一人ご飯ができるお店も増えてきましたが、基本的に韓国は2人前からというのが多いんですよね。
そしてこの塩サバ定食は1人前は断られるとのことで・・😢
ダメもとで観光案内所の方に聞いてみたら、なんと!うーん、と悩みつつ1店舗教えてくださいました。
そしてメモも残してくれた。
それがここ、하회민속식당 河回民族食堂。


ここも基本的には2人前からなんですが、もしかしたら観光案内所の方から連絡が行っていたのかもしれない。
メモを見せたら、塩サバとご飯、という単品のセットになるけどいい?と笑顔で受け入れてくださいました!嬉しすぎる。
そうして出てきたのが、こちら。
えええ!!めっちゃ豪華!!塩サバとご飯の単品の組み合わせ?!なのにお汁までついてるし、パンチャンもたくさん!
塩サバは、すっごく肉厚で大きい。
このサイズ感が写真だと伝わらないんですが・・大きいホッケぐらいのサイズでびっくりしました。
塩サバという名前だけど、塩気もそんな濃すぎることもなく、とても美味しく完食!
お腹空いてたけど、一人で全部食べるのは結構大変でした(笑)。でも食べた!
帰り道のオススメパン屋さん
さて、しっかりと河回村を楽しんだら、そろそろ帰ることを考えなきゃいけない時間。
河回村から安東市内に戻るバスは1時間に1本なので、逃さないように気を付けてください。
安東市内行の210番のバスは安東駅やバスターミナルを経由して、安東市内へと向かいます。
もし少し時間に余裕があるのなら、安東駅を通過して市内の方にあるパン屋さんに行ってみるのはいかがでしょうか。
韓国の3大パン屋さんというのがあるんですが、そのうちの1つが実は安東のマンモスベーカリーなんです。
このマンモスベーカリーで有名なのが、クリームチーズパン。
とびぬけて美味しい!とかではないんだけど、昔ながらのパンという感じで美味しかったです。クリームチーズがたっぷり入ってると重くてくどいことが多いんだけど、ここのは良い意味で軽くてくどくない。フワフワのパンが相まって美味しかったです。
しかもこのクリームチーズパンが2,500ウォンと安い!
最近のおしゃれパン屋さんとかって1個が10,000ウォン近くするお店とかもある中で、小ぶりとはいえ安い。
安東まではなかなか行く機会もないので、河回村に行ったらマンモスベーカリーにも立ち寄ってみてください♪
私が訪れたのは2号店の松峴店で、こちらは安東駅からマンモスベーカリーまではバスで10分足らずの場所でした!
しかも安東駅行のバス停も、横断歩道を渡ってすぐの場所だったのも良かった!
安東バスターミナルは小さいながらもコンビニのようなお店、そして飲食店もあります。
また江南高速バスターミナルと同じく、無人券売機もあり日本語対応可能!
ソウルまでのバスは1時間に1本なので、気を付けてくださいね。
片道3時間とちょっと遠い安東ですが、日帰りでも十分楽しめて満足できました!
河回村へ行ってみたいな、と気になってる方も多いはず。ぜひ、高速バスに乗って訪れてみてはいかがでしょうか😊