こんにちは!mameriです。
今日は韓国ソウルへ行ったら一度は訪れたい、北村韓屋村についてご紹介します。
韓屋村というのは、韓国の伝統的な家屋「韓屋(한옥ハノク)」が建ち並んだエリアを意味しています。
ソウルで韓屋が建ち並んだエリアというと、ほかに益善洞(イクソンドン)もありますが、こちらはカフェやレストラン、また雑貨屋さんなどが多く、再開発指定地域をリノベーションしたフォトジェニックな街並み。インスタ映えスポットが多いので、韓国の若者たちに人気があるのは、益善洞。
対して北村韓屋村は、景福宮と昌徳宮、宗廟の間に位置し、李朝時代に王族や両班(ヤンバン)と呼ばれる当時の貴族たちなど、朝廷での地位の高い人々が住んでいた場所。
韓国の伝統的な家屋、街並みを眺めて街歩きを楽しむ場所で、こちらは観光客、とくに海外の観光客に人気。
韓国語では북촌한옥마을プッチョンハノンマウルと発音します。
韓国に行ったら、ぜひ訪れてほしいのがこの北村韓屋村!
留学当時、父が韓国旅行に来たので一緒に行ったし、従妹が来た時も行ったし、友人とも行ったし、今回韓国初の同僚とも行ったし・・。
今回は仕事も兼ねて韓国へ行ったんですが、そこで出会った出張で来ていた日本人の男性にも、同僚が韓国初だという話をしていると、北村韓屋村は絶対に行くべき!と強く勧められた場所。
つまり、それほど韓国ソウルを代表する観光地だし、とても素敵な場所なんです。
今回はそんな北村韓屋村と、北村韓屋村観光の時にオススメの食事処などをまとめてご紹介します。それでは、GOGO!
北村韓屋村と周辺のみどころ
アクセス
まずは北村韓屋村への行き方。
地下鉄3号線 安国駅2番出口を出て、緩やかな登りを直進します。
矢印の先の道。
この道を左に入ると、その周辺が北村韓屋村です。
ちょうど道の角には平屋のお店があり、この一帯が観光客でにぎわっているのでわかりやすいかと。
また、北村韓屋村と標識も出ているのでわかりやすいです。
ここの道を左折します。
大通り沿いはコンビニやカフェ、飲食店が建ち並んでいるので近代的な雰囲気なんですが、この道を左折すると、一瞬で街並みが近代からタイムスリップして朝鮮時代までやってきたかのような、静寂した雰囲気になります。
街並み散策
さて。では早速、北村韓屋村街歩き!
といきたいところですが。まずは注意してほしいことから。
観光地となっていますが、この韓屋には今も人々が暮らし、生活しています。
- 大声で話さない
- 敷地内に入らない
- ごみを捨てない
マナーを守って、見学してくださいね。
まず最初に目に入ったのが、塀の上からのぞく金ぴかの仏様✨
思わず写真に撮ってしまいました。どこの上に座ってるのかしら。
北村韓屋村は全体が緩やかな坂道になっているので、スニーカーなどの歩きやすい靴で行くのがオススメです。
塀の模様や、上からのぞく植物、色鮮やかな花。
どの家々も、とても綺麗に手入れがされていて、見ごたえがあります。
この維持もきっと大変なんでしょうね。
ここも一時は老朽化や維持費の問題などから韓屋が急減し、景観が失われる危機があったそうです。しかし政府と地域住民の方々の努力により、いまの900棟あまりの韓屋の街並みが保たれているそうです。
北村韓屋村で有名なのが、北村5景の「 嘉会洞路地」。
長い直線道路の両サイドに韓屋がずらりと並ぶ、人気の撮影スポットのひとつです。
坂の上からみると、韓屋の向こうにソウルの近代的な街並みが広がり、
坂の下から眺めると、
韓屋と空だけ!
この日は8月のお盆。
とにかく暑い日で、ソウル市から野外活動を控えるよう警報が出るほどの日差しでした。だからなのか、いつもはもっと人が多い北村韓屋村も観光客が少なかったように思います。
各家の方たちが丁寧に手入れをされているのが分かる軒先の植物たち。
メインの通りだけでなく、ふと小さな道をのぞいてみるとそこも素敵な景色が!
なんだかドラマの中に出てきそうな、そんな風景ですよね😃
北村韓屋村の見どころはもちろん韓屋ですが、その韓屋にも家々の個性があります。
屋根の色や形、格子の模様。
塀の模様だったり、玄関横にぶら下がっている愛嬌のある人形など。
ゆっくり見て周ると、いろいろな発見があります😃
今回わたしは初めて、夏の北村韓屋村へ行ったんですが、秋や冬とは全然違う姿に驚きました。
あまりの暑さに、日陰を移動しながら見て周らないといけないのですが、強い日差しの下で見る北村韓屋村は色も鮮やかで、とても綺麗でした。
体力は消耗しますが、夏の北村韓屋村もおすすめです!
ただし、本当に体力は奪われます。暴力的な日差しで。
憂いのある、凛としたたたずまいを見るなら冬かなーとも思いますが、冬はミセモンジ(PM2.5)で空がどんよりしてる日も多いので‥。
こればっかりは好みなのですが、とりあえず言えるのは
いつ行っても北村韓屋村は素敵なところ。
周辺の見どころ
中央高等学校
北村韓屋村のすぐ近くには、ドラマの撮影によく使われる「中央高等学校중앙고등학교」があります。
いきなり写真の雰囲気が変わりますが、去年の冬に撮った写真たち。
ここは、最近で言えばトッケビでウンタクが通っていた学校です!
冬のソナタのロケ地としても有名なんだとか。その他にもヨジャチングというアイドルのMVにも使われていたりと、有名な学校です。
北村韓屋村のすぐ近く、韓屋を見て周っていると自然とたどり着けちゃう場所にあるので、是非とも、ついでに立ち寄ってみてほしい。
平日は学生たちがいるので見学はできませんが、土日は見学ができます
1908年に創立された歴史ある学校で、なんと史跡第281号にも指定されているそうです。
またこの学校の敷地を歩いていると、昌徳宮のなかで一般公開されていない史跡を見ることができます。
google mapで見ると空白地帯になっているんですが、NAVER MAPを使うと建物の名前がハングルのみならず、日本語表記でも見ることができます。
ここもぜひチェックしてみてください✨
三清洞スジェビ
北村韓屋村観光の時にオススメのごはんが、スジェビ。
「スジェビ」とは韓国語で、水で練った小麦粉を手で平たくちぎり、肉や魚介類のスープで煮込んだ韓国風すいとんを指します。
コネストより
韓国の人たちにも人気の、有名なお店があります。
その名も三清洞スジェビ。(サムチョンドンスジェビ)
アサリとイワシを使ったあっさりとした出汁に、普通のスジェビは小麦粉と水ですが、ここは更にもち米も練りこまれているので、モチモチとした食感が特徴。
スジェビだけでもお腹いっぱいになりますが、ここはチヂミも美味しいんです。
파전(パジョン)というネギのチヂミや、감자전(カムジャジョン)というジャガイモのチヂミなど。
1人で行く場合はスジェビのみでお腹いっぱいになるかと思いますが、2人や複数人数で行く場合はぜひ、チヂミも食べてみてください😊
2018年と2019年のミシュランガイドでも紹介されたので、さらに有名になり人気店となったようです。
お昼時など人が多い時間帯は行列必須なので、時間に余裕をもって訪れてください。
韓方カフェ Tea Therapy
散策で疲れた足を休ませたいときは、足湯もあり、温かく優しい味の韓方茶が味わえるカフェ「The Therapy」がオススメです😃
予約をすれば、ティーテラピストと体の悩みなどを相談をし、自分だけのお茶をブレンドもしてくれるます
メニューには、疲れているときにいいお茶、とかこんな症状の時に飲むといいお茶、などの説明も日本語で書かれています。
優しい味で、とても落ち着く空間!
冬に行くと、出入り口付近は寒いので、店の奥に入ると温かくてゆっくりできますよ。
店員さんは日本語もとてもお上手なので、お茶の相談も日本語で可能です😃
このほかにも、以前ご紹介したチャマシヌントゥルも北村韓屋村のすぐ近くにあります。
見どころ沢山の北村韓屋村。
ぜひ、ソウルへ行ったら足を運んでみてください😊